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色彩デザイン|PCCSトーンとJIS規格

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色彩デザインの基本を学ぶ

今回は知っておくと役に立つ基礎知識「PCCSトーン」「JIS規格」についてです。
色彩に関する基本となりますので、デザインを始めたばかりの方、これから勉強したい方の参考になれば幸いです。

 

 

PCCSトーンとは 

PCCSでは、色の3属性のうち明度や彩度によって同じような印象を持つ色調を「トーン(Tone)」と呼んでいます。

これに色相(Hue)を加えた分類を「ヒュートーンシステム」といい、色の三属性(色相、明度、彩度)による表示をしなくても、「トーンの略記号」と「色相番号」で色を表示できるようになっています。

 

PCCSとは

こちらの記事で紹介していますのでご覧ください 

 

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有彩色12種のほか、ブラックとホワイトを含む無彩色5種で分類されています。それぞれのトーンは「明るい」「薄い」「暗い」「鮮やかな」など、イメージを表す名称がつけられているのが特徴です。

 

PCCSトーンの分類

PCCSトーンの分類は、最も鮮やかな「純色」(彩度が最も高い9sの色)、純色に白だけを加えた「明清色」、純色に黒だけを加えた「暗清色」、純色に白と黒を加えた「中間色」、白、黒、灰色の「無彩色」に分類されます。

 

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色の表示方法

色を表示する場合、色の三属性(色相・明度・彩度)の順に尺度値と記号で表しますが、色の三属性による表示以外にPCCSトーンの「略記号」と「色相番号」で色を表示することもできます。

例)PCCS記号での表示

 8:Y(色相)-8.0(明度)-9s(彩度)
例)トーン記号での表示

  v(ビビット)8(黄色)

 

色彩検定のポイント

PCCSトーンに関する問題はよく出題されます。

有彩色12種+無彩色5種に加え、純色・明清色・暗清色・中間色の分類まで覚えておかないと後半の問題に悩まされることになるでしょう。

 

色の表示(JIS規格)

日本工業規格(JIS)には、「物体色の色名」として慣用色名と系統色名を規格化して示したものがありますので紹介します。

 

基本色名

JISでは、有彩色10色+無彩色3色が「基本色名」に規定されています。

 

JISの基本色名

有彩色:赤・黄・緑・青・紫及びその中間色の10色
無彩色:白・灰・黒の3色

 

系統色名

基本色名だけでは指し示すことができる色の数が限られてしまいます。そこで、基本色名の頭に「修飾語」を加えることで、色をより細やかに分類できるようにしており、この「修飾語+基本色名」で表される色のことを「系統色名」と呼んでいます。

  

 系統色名は、基本色名の頭に 2つの修飾語をつけた形で表現されます。

「明度及び彩度に関する修飾語」+「色相に関する修飾語 」+「基本色名」

 

例) こい   紫みの   
  明度及び彩度   色相    基本色

 

慣用色名

慣用色名とは、JISにより規定されている269色(和色名147色、外来色名122色)のことです。一般的にその色名から色を類推できるようになったものですが、ある程度の幅を持った色を表すものです。

※慣用色名の参考例を下表に示しましたが、テキストによって違いがあるかもしれません。試験対策をするときは色彩検定のテキストを参考にしてください。

 

慣用色名 系統色名 PCCS記号 トーン記号 マンセル値(参考)
朱色
しゅいろ
あざやかな黄みの赤 4:rO-5.5-9s v4 6R 5.5/14
黄土色
おうどいろ
くすんだ赤みの黄 6:yO-5.5-5s d6 10YR 6/7.5
群青色
ぐんじょういろ
こい紫みの青 19:pB-3.5-9s v19 7.5PB 3.5/11

 

その他の表示

「基本色名」「系統色名」「慣用色名」以外にも色の表示方法がありますので、簡単に紹介いたします。

  • 固有色名:動物、植物、鉱物、自然現象、人名、地名など、その色から連想されるものの名前を用いて付けられた色名。
  • 伝統色名:日本に古(いにしえ) から伝わる色名。

 

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どれも一度は聞いたことがある日本の伝統色ですが、イメージと合ってますか?

 

色彩検定のポイント

慣用色名全てを暗記するのはきっと困難だと思います。

覚えるのであれば、まず基本色の13色や系統色名の「修飾語+基本色名」法則、慣用色の全体数269色(和色名147色、外来色名122色)などをしっかり覚えましょう。

 

色彩検定テキストに詳しく掲載されています。 

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記事を最後まで読んで頂いて、本当に有難うございます!

 

最後に一つお願いです。

 

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