幻の果実「じゃばら」の驚くべき花粉症抑制効果

花粉が飛び交う季節、この時期は花粉症の方にとっては辛いですよね…。

そんな花粉症で悩まれている方にぜひ試していただきたいもの

それは「じゃばら」

花粉症対策に効果があるとメディアでも取り上げられている幻の果実なんです！

でも、意外にその存在を知らない方が結構多いようで。

さて、「じゃばら」とはどんな果実なのか？

その秘密を探ってみましょう。

【幻の果実】じゃばらとは
まとめ

【幻の果実】じゃばらとは

「じゃばら」は柚子や酢橘、レモンやライムなどと同じ香酸柑橘類の一種。
"邪気を払う"ほど酸っぱいことから「じゃばら（邪払）」と名付けられました。

酸味が強すぎるため生食には向きません。

実際に食べたこともありますが、たしかにレモンよりも酸味がキツイ！

そのため、ほとんどがジュースやジャムなど加工品として販売されるそう。

和歌山県北山村にのみ自生していた品種で、他地方では栽培されていなかったことから「幻の果実」と呼ばれています。

北山村じゃばら村

北山村ってどんなところ？

奈良県と三重県、和歌山県と３県に囲まれた位置にある「北山村」

全国でも唯一とされる"飛び地の村"ゆえに秘境とも呼ばれることもしばしば。今回紹介する「じゃばら」の他、「おくとろ温泉」や「筏下り」など観光名所もあるんです！

そんな北山村は人口500人程度の小さな村ですが、じゃばらの生産から加工・販売まで全て北山村で実施しているのがすごいところ。

花粉症抑制効果のある果実

臨床試験で７割が改善を実感

花粉症対策に効果があることで有名な「じゃばら」

最初はただの噂でしかなかった花粉症状への効果ですが、研究や臨床試験によりその効果が実証されました。

Ⅰ型アレルギーすべてに効果あり

じゃばらは花粉によるアレルギーだけではなく「Ⅰ型アレルギー」に分類されるアレルギーすべてに対して効果があると言われています。

■Ⅰ型アレルギー

即時型・アナフィラキシー型とも呼ばれます。

抗原に曝露後数分～数十分で症状が出るのが特徴。いわゆるアレルギーとして認識されているもので代表的なものは以下のとおり。

花粉症
アトピー性皮膚炎
アレルギー性気管支喘息

アレルギー抑制効果がある「ナリルチン」

フラボノイド成分の一つである「ナリルチン」

柑橘類に多く含まれているのが特徴ですが、果肉よりも果皮に多く含まれています。
その量はかぼすの13倍というから、じゃばらが群を抜いているのはお分かりいただけますよね？

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出典：北山村営じゃばら村センター |

花粉症対策だけではない！驚くべきじゃばら効果

じゃばらはアレルギー抑制効果のある「ナリルチン」が豊富だけではありません！他にも様々な効果があります。

美肌をキープ！ビタミンCによる美容効果

柑橘類に含まれる酸味成分「ビタミンC」

ビタミンCには抗酸化作用があり、体の酸化に対抗してくれます。

あらゆる細胞の修復に効きますが、女性にとって気になる肌細胞も回復してくれますので、ハリを失いがちな肌にじゃばらを取り入れることで、美肌をキープできるのです。

疲れた時にはクエン酸！疲労回復効果

同じく柑橘類に含まれる酸味成分「クエン酸」

運動をすると乳酸という疲労物質がたまります。この疲労物質が蓄積したままだと元気が回復しませんよね？

クエン酸には乳酸を分解して尿として排出する効果があります。

また、糖質や脂質をエネルギーに変えてくれるので、疲労知らずの身体になりますよ。

血行の悪い体とお別れ！クエン酸効果

血液がドロドロしているというのは、血液中の酸性値が酸性を示している状態の現れです。一方、血液がサラサラしているという理想の状態のとき、血液中は「弱アルカリ性」を示します。
クエン酸は体内でアルカリ性として作用し、酸性をアルカリ性に変え、血液をサラサラにしてくれます。血行が良くなるのはもちろん、様々な栄養成分が血液を充分に通して流れることで代謝アップするなどの効果も期待できます。