商売繁盛の神様「えべっさん」
その総本社として知られる西宮神社で、毎年「十日えびす」の恒例行事で参拝一番乗りを競う「開門神事福男選び」が行われます。
約5千人が参加するこの行事、転倒やケガ人が絶えず危険であることから、参加者心得という誓約書を書くほど。
昨年に引き続き、
2回目の開門神事福男選びに参加
令和「初」福男は高校教諭
ニュース等で既に結果は出ていますが、今年の一番福は高校教諭。
わたしも現地で見ていましたが、本当に誠実そうで一番福になれてよかったと思える程の方でした。コメントもまた良かった!
福男になって早々、不倫がバレるなど昨年のような不幸が起こらないことを祈ります。
「福男選び」とはどんなもの?
十日えびす大祭が終了すると、午前6時を期して表大門(おもてだいもん)が開かれ、外で待っていた参拝者は、一番福を目指して230m離れた本殿へ「走り参り」します。
これを「開門神事」といい、西宮えびす独特の伝統行事として江戸時代頃に自然に起こったといわれているそうです。
1月10日の午前6時に表大門が開かれて本殿へ最初に到着できた人が「福男」 。毎年一番福を目指して屈指のアスリート達が一同に集い、"我先に"と猛ダッシュするわけです。
命運を左右するくじ引き
福男になるにはスタート地点が重要
スタート地点は赤門に近い順にA・B・Cブロックに分けられます。福男になるためには「Aブロック」に入ることが必須条件!
赤門に一番近いAブロックからスタートできる参加者は【クジ引き】にて選定されるわけですが、クジ引きに参加できるのは先着1,500名のみ。
Aブロックに選ばれるのは108名ですので7%の狭き門なのですが、もう一つ大きな問題があります。
クジ引き受付 1月9日午後10時
クジ引き開始 1月10日午前0時
わかりますか?
クジ引き参加 = 電車で帰れない
ハズレくじを引いたとしても帰る手段がないので朝まで時間を潰すしかないわけです。近所の人であれば歩いて帰れますが、遠方から参加するには少し勇気が必要ですね…。
これ、けっこうしんどい…。
防寒対策は必要
クジ引きまでの2時間、寒空の中で何時間も待ち続けるのは厳しいもの。ちなみに昨年は0℃まで気温が下がり、ガクブル状態で体が冷えきった状態で開門まで待ち続けていました…。
今年は少し暖かい方でマシでしたが、それでも結構堪えましたね。
「福男」になると
認定証・ご神像・副賞そして特別の半被が授与
また、西宮神社の行事に1年間奉仕参加します。
それよりも「今年の福男」としてメディアから取り上げられるのが一番の特典かもしれません。毎年10日朝のニュースといえばどのテレビも今年の福男ですからね!
一気に人気者になれるんです!!
”にせもん"の結果報告
わたしの結果はどうだったのか。
なんと!!
「令和初の福男」
・・・にならず。
まぁそんなもんです。
クジ引きのため夜10時から2時間並んだものの「ハズレくじ」。わたじの前の人が赤クジ(Aブロック)を引き当てたのでヤバイかもとは思ってたんですけどね…。
ちなみにクジに当たると記念品の手袋がもらえるみたい。
写真や映像みたら分かるけど、みんな黄色い手袋してるでしょ?
羨ましくなって後で購入しました(笑)
500円です。
クジは外れたけど帰るわけにもいかず駅近くのネットカフェで時間つぶし。こういう時に友達同士で来てれば車で帰ったりもできるんですけどね。
開門は6時ですが4時半ぐらいに行列が出来、5時を過ぎる頃には車両は通行できなくなります。なんたって5,000人ですからね!
昨年はABC全てのブロックを一気に開放、Cブロックでも臨場感を楽しみつつ意味もなく"猛烈なダッシュ"したり存分に楽しんでました。
おかげでテレビにも映ってたみたいですけどね(笑)
ところが今年、A、Bブロックから一定時間をあけてCブロックを開放、福男を狙える集団と一般参加者を分けられた感じで盛り上がりに欠けたかな。
テレビ見ても先頭集団しか映してないし!!
もっと5千人も集まっていることをPRしてほしかったなー
開門神事福男選びの参加賞
福男選びに参加すると参加賞として「記念品」をいただけます。
そして福男からお神酒が振る舞われるので、福を分けていただいて帰りましょう!
まとめ
昨年、今年と続けて参加させていただきましたが、やっぱり待ち時間が長い。夜10時から朝7時くらいまでの約8時間、話相手なしで携帯の充電が切れそうになったら最後・・・。
ほとんど寝てないまま帰宅、そして出勤。
眠さに耐えながら1日仕事してました。。。
途中、何度か意識飛んでたみたいですけど(笑)
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます!
===========================
ブログランキングに参加中です!
励みになりますのでポチッとしてください!
===========================