御朱印集めならぬ御城印集めが最近人気らしく、レア物や期間限定物などお城好きにはたまらない趣向を凝らした取り組みが行われております。
福井県内でも越前・若狭地域の御城印があり、越前三名城に続いて残り2つの御城印を集めて今回ようやくコンプリートできました!
福井の名城を巡る旅2
「越前三名城」である越前大野城、丸岡城、一条谷朝倉氏遺跡は前回紹介しましたので、追加された金ケ崎城、国吉城の二城を今回攻めてみます。
難攻不落の堅城「国吉城」
敦賀市にある名城「国吉城」
国道27号のトンネルを抜けてすぐの交差点から入り込んだ集落の中にあり、看板やのぼり旗に気付かないと通り過ぎてしまう場所にあります。
ちなみにトンネルの名前も「国吉城トンネル」
トンネルの上に城跡って…よく掘れたなー
まずは歴史資料館を見学。
国吉城の御城印は資料館で販売されています。
入口付近のテーブルには、これまで集めたであろう全国各地の御城印が地域ごとにファイルされ、御城印ファンはこれだけで満足してしまいそうです。
もちろん展示物も魅力的なものばかりですが、各地の御城印を眺めて次の目的地を妄想するのは楽しいですよね!
さて、資料館を出て裏に抜けるといよいよ登城するわけですが、そこにはいきなり鉄製フェンスがお出迎え。
え?この先行けないの?
最初はそう思ったのですが、それには理由がありました。
熊出没注意
ちょっと怖いです。。。
せっかくなのでと軽い気持ちで登りましたが、真夏日に急な山道を登るのは危険ですね。半袖半ズボンだったため虫に刺されるし、タオル片手に汗だくになりながら登り切りました。
さすが「難攻不落の堅城」と呼ばれるだけはあります。城跡からの眺めは最高でしたけどね!
ちなみに国吉城の御城印は【合格祈願版】もあり、「難攻不落の堅城」にあやかって“落ちない”お守りとして人気なんだとか。
御城朱印 難攻不落で 「落ちない」 美浜・国吉城跡 | FUKUI若狭ONEweb 福井「若狭路」の観光サイト
金ヶ崎の退き口「金ヶ崎城」
"信長・秀吉・家康が勢揃いした地"として知られていますが、この地では二度歴史を動かす決戦があったそうです。
一度目は南北朝時代、そして二度目が戦国時代
そのため、金ヶ崎城の御城印は南北朝時代版と戦国時代版の2種類あるのが大きな特徴です。
迷う場合は両方購入するのが良いかも!
さて、花換の小道と呼ばれる道を進み、金ヶ崎城の城址を目指します。
風が気持ちよく道も整備されているので、国吉城の山道と比べると全然歩きやすい!
この【花換】という言葉、桜見物の男女が「花換えましょう」と声を掛け合い、互いの桜の小枝を交換して思いを確かめ合う…
そんな言い伝えを今に届けるロマンチックな祭りが開催されており、「花換え」をしたカップルは将来幸せに恵まれるとか。
気になる方は調べてみてくださいね!
【敦賀観光案内サイト 漫遊敦賀/金崎宮・花換まつり 〈4月〉】一般社団法人 敦賀観光協会
金ヶ崎城址の先には「月見御殿」という隠れた絶景スポットがあります。空に浮かぶ月、そして海に浮かぶ月の両方楽しめるなんて風情があって最高だったでしょうね!
現在は真下にセメント工場ができており、昔と比べると随分と変わってしまいましたが…。
まとめ
今回は越前・若狭地域の御城印のうち、残る二つを紹介しました。どちらも城跡ということで写真映えはしませんでしたが、歴史の一端に触れるというのはそれだけで楽しめるものです。
敦賀市には「玄蕃尾城」の御城印もあるのですが、玄蕃尾城跡保存会が作成していることもあり数に限りがあるそうです。
これまでは玄蕃尾城跡駐車場の受付ポストにて配置してましたが、令和3年4月2日以降は敦賀市役所で配布する方法に変更となりました。
国指定史跡 玄蕃尾城のご案内 敦賀市-Tsuruga City-
休日活動される方が多い中、平日限定はなかなか辛いですが、運営する側も大変だということも理解しないといけませんね。
御朱印集めは事前に御朱印帳を用意するのですが、御城印は書置きしたものがほとんどとのことで御城印帳までは用意していませんでした。
放っておくと無くしてしまいそうなので、ある程度集まったら御城印帳も購入しないといけないですね!
記事を最後まで読んで頂いて、本当に有難うございます!
最後に一つお願いです。
当ブログ「にせもんのホンモノ」はブログランキングに参加しております。
少しでも面白い・参考になったと感じたら、バナーをクリックしてブログランキング上位になる応援をしていただけないでしょうか?
アナタのクリックが励みになります!
人気ブログランキング
また次の記事で会いましょう!